
エンロフロキサシンを主成分とする単回投与型フルオロキノロン製剤。1回の投与で牛の肺炎治療を可能にした注射剤です。すぐれた抗菌活性と組織浸透性を有し、多剤耐性菌にも高い効果を発揮します。

- バイトリルワンショット注射液はグラム陽性菌から陰性菌、マイコプラズマにおよぶ広範な抗菌スペクトラムと強い抗菌活性を有し、耐性が生じにくく、多剤耐性菌に対しても強い抗菌活性を示すニューキノロン系薬剤、エンロフロキサシンを有効成分とする単回投与用注射製剤であり、以下の特徴を有しています。
- (1)単回投与で牛の肺炎に対してすぐれた治療効果を発現するため、投与の省力化と患畜のストレスの低減が可能である。
- (2)水性製剤であるので投与が容易である。

| 製品名 | バイトリル®ワンショット注射液 |
| 用途 | グラム陽性・陰性菌及びマイコプラズマの殺菌、牛の肺炎の治療 |
| 使用対象 | 牛 |
| 効能・効果 | - 有効菌種:パスツレラ・マルトシダ、マイコプラズマ・ボビス、マイコプラズマ・ボビライニス、ウレアプラズマ・ディバーサム
- 適応症:肺炎
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| 用法・用量 | 体重1kg当たりエンロフロキサシンとして下記の量を頸部皮下に1回注射する。 牛(搾乳牛を除く):7.5mg |
| 成分・分量 | 本品100mL中に、エンロフロキサシン10.0gを含有 |
| 形状(包装) | 100mL |

一般的注意
- 本剤は要指示医薬品であるので獣医師の処方せん・指示により使用すること。
- 本剤は効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。
- 本剤は定められた用法・用量を厳守すること。なお、用法・用量に定められた期間以内の投与であってもそれを反復する投与は避けること。
- 本剤の使用に当たっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、適応症の治療上必要な最小限の期間の投与に止めること。
- 本剤は第一選択薬が無効の症例のみに限り使用すること。
- 本剤は「使用基準」の定めるところにより使用すること。
【注意】
本剤は薬事法第83条の4の規定に基づき上記の用法及び用量を含めて使用者が遵守すべき基準が定められた医薬品ですので、使用対象動物(牛)について上記の用法及び用量並びに次の使用禁止期間を遵守してください。
牛(搾乳牛を除く):食用に供するためにと殺する前14日間。
使用者に対する注意
- 本剤は強いアルカリ性(pH約11)であるので、皮膚、飲食物についた場合には速やかに水洗いすること。
- 本剤が目に入った場合には多量の流水(水道水)で十分に洗った後、医師の診察を受けること。
対象動物に対する注意
【副作用】
本剤は注射部位で硬結を起こすことがある。
【相互作用】
類似化合物で、非ステロイド性消炎鎮痛剤との併用により、まれに痙攣が発現するとの報告がある。
【適用上の注意】
本剤は投与容量が多い場合には注射部位を変えること。
取扱い上の注意
使用済みの空容器等は医療廃棄物として適正に処理すること。
保管上の注意
- 小児の手の届かないところに保管すること。
- 食品とは区別して保管すること。
- 開封後は速やかに使い切ること。
その他の注意
- 本剤は、ナリジクス酸高度耐性株に対して効力を示すが、フルオロキノロン高度耐性株に対しては効力を示さない。
- 獣医師の処方せん・指示により使用すること。
- 使用基準の定めるところにより使用すること。
バイトリル®ワンショット注射液に関する資料がダウンロードできます。
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